1947-08-13 第1回国会 衆議院 予算委員会 第4号 ただ人爲的にきめたものが維持できるかどうかというところに疑惑をもつておる。しかも人爲的の最大なるものは、官憲によつての原價計算で、生産者もしくはその中間の人々の壓迫によつてきめるところの線である。であるがゆえに今度の新物價體系の中において、あるものはやみの値よりも高く引上げられておる。しかもその生産者は相變らず惠まれない状態にある。 苫米地英俊